動機付け

動機付け

<知財高裁/レミッチ用途特許の審取訴訟> Cowanらの複数の文献は技術的裏付けの乏しい一つの仮説に過ぎないとして、動機付けにならないと判断された事例

判決紹介 ・令和2年(行ケ)第10041号 審決取消請求事件 ・令和3年3月25日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第2部 森義之 眞鍋美穂子 熊谷大輔 ・原告:沢井製薬株式会社 ・被告:東レ株式会社 ・特許3531170 ...
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<ゾニサミド特許の維持審決取消訴訟> 既存薬と共通のメカニズムを有することが知られていても、作用が同程度である証拠がないため、動機付けられないと判断された事例

<判決紹介>・平成30年(行ケ)第10098号 審決取消請求事件・平成31年3月25日判決言渡・知的財産高等裁判所第1部 高部眞規子 杉浦正樹 片瀬亮・原告:テバ・ホールディングス合同会社・被告:大日本住友製薬株式会社・特許336...
動機付け

直接的に明記されてなくても医薬用途発明が開示されていると判断された事例

<判決紹介>平成26年(行ケ)第10024号 審決取消請求事件■コメント1医薬用途発明の引例適格と、引例の組合わせの動機付けが争点になった事例。 前回は動機付け無しと判断された事例を紹介しましたが、今回はありと判断された事例です。&#1...
動機付け

Phase 2の投与時間を延長することに動機付けがないと判断された事例

<判決紹介>平成26年(行ケ)第10045号 審決取消請求事件■コメント引例1(Phase 2)の投与時間を延長することに動機付けがないと判断された事例。 引例は強め。本願は、ゾレドロン酸4mgの静脈投与時間が15分。引例1は、ゾレドロン酸...
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主引例に副引例を組み合わせるには動機付けが大事/大豆イソフラボン/平成24年(行ケ)第10284号審決取消請求事件

■平成25年3月27日判決言渡■原告: 有限会社大長企画■被告: 特許庁長官■特許出願: 特願2002-303877■請求項1: A.シムノールまたはシムノール硫酸エステルB.大豆イソフラボンまたは大豆イソフラボン配糖体C.クルクミンのA,...
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公知技術が多いなら動機付けが重要/包装用アルミニウム箔/平成22年(行ケ)第10273号審決取消請求事件

■平成23年3月8日判決言渡■原告: 日本製箔株式会社■被告: 特許庁長官■特許出願: 特願2003-372727号■請求項1: 少なくとも下記手段及び装置を具えた外観検査装置を用いて,アルミニウム箔製包装体を製造する際に用いるアルミニ...