AI

引き続き、AI・人工知能分野の特許登録件数が増加中!

1年ほど前に「AI・人工知能分野の特許登録件数が増加中!」という記事でAI特許数のグラフを作ったのですが、今年も作ってみました。 結果は下記の通りです。棒グラフが「AI関連分野」の登録件数/年で、折れ線グラフが「全分野」の登録件数...
特許メモ

カナダ特許庁費用のクレーム数加算の開始と医薬用途クレーム

カナダではこれまで特許庁費用のクレーム数加算(請求項数加算)がありませんでした。 クレーム数加算とは、特許出願のクレーム数の多さに応じて特許庁へ支払う費用が増える制度のことです。細かい条件は異なりますが、米欧日など多くの国でクレー...
薬理データ

<知財高裁/リリカ用途特許の審決取消訴訟> 「痛みの処置における鎮痛剤」の用途を具体的に特定する訂正は認められず、かつ実施可能要件・サポート要件を満たさないと判断された事例

お疲れさまです。 7平日連続で判決紹介の記事を投稿してきましたが、本日で連続投稿は終了します。 この機会にいくつかの判決を分析できてよかったです。 いろいろ判決を分析していると、常々グレーだと思っていたところが判断されたり、実務の...
薬理データ

<東京地裁/リリカ用途特許の侵害訴訟> 明細書に痛みの下位概念を列挙した箇所があっても、下位概念への訂正は新規事項の追加に当たると判断された事例(ワーナー対日新製薬+Meiji Seikaファルマ)

判決紹介 ・令和2年(ワ)第19918号 特許権侵害差止請求事件(第1事件) ・同年(ワ)第22291号 特許権侵害差止請求事件(第2事件) ・令和3年11月30日判決言渡 ・東京地方裁判所民事第47部 田中孝一 小口五大 鈴木...
薬理データ

<知財高裁/エビリファイ用途特許の審決取消訴訟> 有害事象が生じる危険性を考慮して実施可能要件を満たさないと判断した審決が取り消された事例

判決紹介 ・令和2年(行ケ)第10080号 審決取消請求事件(第1事件) ・令和2年(行ケ)第10081号 審決取消請求事件(第2事件) ・令和3年12月27日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第4部 菅野雅之 本吉弘行 岡山忠広 ...
薬理データ

<東京地裁/リリカ用途特許の侵害訴訟> 「痛みの処置における鎮痛剤」は実施可能要件・サポート要件を満たさないと判断され、訂正も認められなかった事例(ワーナー対小林化工)

判決紹介 ・令和2年(ワ)第19927号 特許権侵害差止請求事件 ・令和3年12月24日判決言渡 ・東京地方裁判所民事第29部 國分隆文 小川暁 佐々木亮 ・原告:ワーナー-ランバート カンパニー リミテッド ライアビリティー ...
薬理データ

<知財高裁/ウデナフィル用途特許出願の審決取消訴訟> 5名中2名が改善しても実施可能要件を満たさないと判断された事例

判決紹介 ・令和2年(行ケ)第10122号 審決取消請求事件 ・令和4年1月19日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第4部 菅野雅之 本吉弘行 岡山忠広 ・原告:メジオン ファーマ カンパニー リミテッド ・被告:特許庁長官 ・...
延長登録

<知財高裁/エルプラット延長登録出願の審決取消訴訟> 「緩衝剤の量」の解釈が争われた事例

判決紹介 ・令和3年(行ケ)第10016号 審決取消請求事件 ・令和3年11月30日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第2部 本多知成 浅井憲 勝又来未子 ・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー ・被告:特許庁長官...
侵害

<知財高裁/ワンパル1号輸液の特許侵害訴訟> 輸液製剤(容器)は非侵害で保存安定化方法は侵害と判断された事例

お久しぶりです。 年末頃から仕事を入れすぎたようで、すっかりブログの更新をサボってしまいました。 これから何回かに分けて、昨年11月以降のいくつかの判決の紹介記事を投稿していきます。 判決紹介 ・令和3年(ネ)第10007号...
顕著な効果

<知財高裁/テリボン特許の審決取消訴訟> 低リスク患者の症例数が不足しているため、高リスク患者の顕著な効果が認められなかった事例

判決紹介 ・令和2年(行ケ)第10038号 審決取消請求事件 ・令和3年9月28日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第4部 菅野雅之 本吉弘行 中村恭 ・原告:沢井製薬株式会社 ・被告:旭化成ファーマ株式会社 ・特許630152...
侵害

<東京地裁/レミッチOD錠後発品の特許侵害訴訟> 有効成分はナルフラフィンのフリー体ではなく、ナルフラフィン塩酸塩であると判断された事例

判決紹介 ・平成30年(ワ)第38504号 特許権侵害差止等請求事件(A事件) ・平成30年(ワ)第38508号 特許権侵害差止等請求事件(B事件) ・令和3年3月30日判決言渡 ・東京地方裁判所民事第47部 田中孝一 横...
延長登録

<知財高裁/レミッチ用途特許の延長登録無効審決の取消訴訟> 有効成分はナルフラフィンのフリー体、ナルフラフィン塩酸塩の双方であると判断された事例

判決紹介 ・令和2年(行ケ)第10098号 審決取消請求事件 ・令和3年3月25日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第2部 森義之 眞鍋美穂子 熊谷大輔 ・原告:東レ株式会社 ・被告:沢井製薬株式会社、ニプロ株式会社 ・特許3...
AI

AI・人工知能分野の特許登録件数が増加中!

先日、「特許事務所ランキング(AI・人工知能編、2020年)」という記事を作ったときに気づいたのですが、AI(人工知能)関連特許の登録件数が結構な勢いで伸びています。 グラフにすると下記の通りです。棒グラフが「AI関連分野」の登録...
抗体特許

<抗PCSK9抗体特許の無効審判> 競合抗体特許のサポート要件・実施可能要件等が認められた審決例(2回目)

審決紹介 ・審判番号:無効2020-800011 ・審判請求日:2020/02/12 ・審決日:2021/04/07 ・審判官:田村聖子 山本晋也 長井啓子 ・請求人:リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッ...
動機付け

<知財高裁/レミッチ用途特許の審取訴訟> Cowanらの複数の文献は技術的裏付けの乏しい一つの仮説に過ぎないとして、動機付けにならないと判断された事例

判決紹介 ・令和2年(行ケ)第10041号 審決取消請求事件 ・令和3年3月25日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第2部 森義之 眞鍋美穂子 熊谷大輔 ・原告:沢井製薬株式会社 ・被告:東レ株式会社 ・特許3531170 ...
特許メモ

「化学・バイオ特許の出願戦略(改訂9版)」で引用された判決11選

「化学・バイオ特許の出願戦略」(著者:細田芳徳氏)といえば、化学・バイオ特許実務をしている方の多くが目を通したことがある書籍だと思います。私もたしか特許業界1年目のときに読んだ記憶があります。 この書籍の改訂9版が昨年8月に発売さ...
新規性

<知財高裁/IL-2改変体特許の審取訴訟> 内在していた効果で新規性が認められた事例

判決紹介 ・令和元年(行ケ)第10076号 審決取消請求事件 ・令和2年12月14日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第2部 森義之 眞鍋美穂子 熊谷大輔 ・原告:エフ.ホフマンーラ ロシュ アクチェンゲゼルシャフト ・被告:アム...
製剤特許

<知財高裁/パロノセトロン特許の審取訴訟> 24ケ月の貯蔵安定性で特定した製剤特許のサポート要件が判断された事例

判決紹介 ・令和元年(行ケ)第10136号 審決取消請求事件 ・令和2年12月15日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第3部 鶴岡稔彦 上田卓哉 都野道紀 ・原告:ヘルシン ヘルスケア ソシエテ アノニム ・原告補助参加人:大鵬薬...
製剤特許

<知財高裁/セレコキシブ特許の審取訴訟> D90で特定した製剤特許の進歩性が判断された事例

判決紹介 ・令和元年(行ケ)第10137号審決取消請求事件 ・令和2年10月28日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第4部 大鷹一郎 本吉弘行 岡山忠広 ・原告:日本ケミファ株式会社、ダイト株式会社 ・被告:ジー.ディー.サール,...
抗体特許

<ヘムライブラの米国特許侵害訴訟/CAFC> クレームの抗体がバイスペシフィック抗体を含まないと解釈した地裁判決が取り消された事例

判決紹介 Baxalta Inc. v. Genentech, Inc. (August 27, 2020, 2019-1527) 米国での侵害訴訟のご紹介です。 バクスアルタは、ジェネンテックの血友病治療薬ヘムライブラ(エミ...