数値限定

数値限定

重量平均分子量を意味すると「合理的に推認」できるため、クレームの平均分子量は明確と判断された事例

<判決紹介>・平成29年(行ケ)第10210号 審決取消請求事件・平成30年9月6日判決言渡・知的財産高等裁判所第3部 鶴岡稔彦 高橋彩 寺田利彦・原告:ロート製薬株式会社・被告:Y・特許5403850・発明の名称:眼科用清涼組成物■コメン...
数値限定

数値限定を含むクレームのサポート要件(数値範囲の効果)と、明確性要件(条件)が判断された事例

 <判決紹介>・平成29年(行ケ)第10178号 審決取消請求事件・平成30年6月27日判決言渡・知的財産高等裁判所第4部 大鷹一郎 古河謙一 関根澄子・原告:トライスター テクノロジーズ・被告:エーザイ・アール・アンド・ディー・...
数値限定

数値限定が課題を解決できると認識できない範囲を含んでいるためサポート要件を満たさないと判断された事例

 <判決紹介>・平成26年(行ケ)第10155号 審決取消請求事件・平成28年10月19日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 片岡早苗 古庄研・原告:キッコーマン株式会社・被告:花王株式会社・特許4340581■コメント:...
数値限定

アスタキサンチン特許侵害訴訟:pHの数値限定の進歩性が認められなかった事例

 <判決紹介>・平成27年(ワ)第23129号 特許権侵害差止等請求事件・平成28年8月30日判決言渡・東京地方裁判所民事第46部 長谷川浩二 藤原典子 中嶋邦人・原告:富士フイルム株式会社・被告:株式会社ディーエイチシー・特許5...
数値限定

数値限定が課題を解決できない範囲を含んでいてもよいか: 下限値を採用した減塩醤油、平成23年(行ケ)第10254号審決取消請求事件

■平成24年6月6日判決言渡■原告: X■被告: 花王株式会社■本願: 特願2004-122603■請求項1: 食塩濃度7~9w/w%,カリウム濃度1~3.7w/w%,窒素濃度1.9~2.2w/v%であり,かつ窒素/カリウムの重量比が0.4...