求人応募時にクレーム作成のレポート提出

パテントサロンに京都大学 iPS細胞研究所 知財グループの求人がでていました。


たまにバイオや医薬系企業の求人があるので珍しいことではないのですが、よくよく見てみると、応募時にクレーム作成のレポートを提出することになっていて珍しいなと思いました。
しかも発明の内容が過去のニュースリリースです。これです。


これは面白いですね。SKでもどうでしょうか(笑)
と思ったらニュースリリースがない。。。

知財部でも特許事務所でも、中途採用だったら採用前にどんなクレームを作る人なのかを知っておきたいですよね。
過去に書いた特許公報を教えてもらうっていうのがよくあるパターンでしょうか。ただ、公報の内容はクライアントからもらった原稿や出願方針にもよるのと、その人が原稿作成にどの程度関わったかがわからないところがちょっと弱いかもですね。
応募後に会社(または事務所)で書いてもらうっていうパターンもあるらしいです。

試しにクレーム案を考えてブログ記事にしようかなーとも思ったのですが、それはまずそうなので思いとどまりました。
そこで、逆に拒絶理由を考えてみました。こんな感じです。

「iPS細胞に分化抵抗性iPS細胞があることは文献Xに記載されている。また、正常細胞と非正常細胞の遺伝子発現を比較して、非正常化のメカニズムを明らかにする技術は文献Yに記載されている。そうすると、分化抵抗性iPS細胞に関しても、文献Yを考慮して、遺伝子発現の比較をしてみることは容易に想到できる。」

ちょっとふわっとした内容になっていますが、クレームがあればもうちょっと具体化した内容になるかなと思います。あと効果はクレーム次第なところがあるので一旦無視しています。文献は探していません。

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