7月4日(木)に第3回バイオ医薬EXPOでセミナー講演を行ってきました。
展示ブースが並ぶ会場の一角にセミナールームがあり、その中で講演しました。
会場は満員でした。60名以上参加されたようです。
タイトルは「バイオ医薬品の特許出願動向と最新の特許訴訟・無効審判・異議申立事例」です。
セミナーの項目は前回のブログに記載しています。一昨年の第1回バイオ医薬EXPOでも同じタイトルで講演したのですが、今回は2回目ということもあって、前回に比べてかなりいい資料が作れたなと思います。いろいろ調べて勉強になったし、たまに講演するのはいいですね。講演時間は50分です。 講演資料が118枚、プラス追加資料が16枚というかなりのボリュームの資料を作りました。
もっと枚数を少なくすることは可能なのですが、講演タイトルがかなり広い範囲をカバーしているため、枚数を少なくすると広く浅い内容となってしまいそうなので、それは避けたいなと思いました。時間との兼ね合いで解説しきれないところが出てきますが、その部分について興味があれば、各自持ち帰って読んでいただくことを想定しています。
序盤の基礎部分の一部は、一昨年講演した第1回バイオ医薬EXPOの講演資料と重複していますが、ほとんどは新しく作成しました。資料には、具体的な事例をたくさん入れました。また、資料作成にあたっては、ネットや書籍にはない内容(オリジナルの内容)や、事例に基づいた実務に活かせる内容、受講者が自分でまとめるのは大変で普通はしないけど価値の高いと思われる内容を入れることを意識しています。重要な点が文字で起こされていて読めば理解できそうな箇所や、基礎的なところは、あまり解説時間をとらずにどんどん飛ばしていくようにしました。時間がないからというのもありますが、私が受講者の場合、聴講中に資料を講演よりも先に読み進めてしまい、講演が遅いなぁと感じることがあるので、どんどん進めていくのもありかなと思っています。また、基礎的な情報はネットや書籍で手に入るため、そこの解説は優先度が低いと考えています。特許初心者の方には理解するのが難しかったと思いますので、その点は申し訳なく思っています。(講演タイトルに初級編が含まれていれば基礎的なこともわかりやすく解説します。)
講演は比較的早口で、解説も結構飛ばしながら行いました。
ゆっくりわかりやすく解説した方がよいのかは迷うところですが、できるだけ多く有益な情報を持ち帰ってもらうことを優先すると早口でもよいのかなと思っています。
目的が新製品のプレゼンとかだと失格な講演だったと思います^^当日はあいにくの雨だったのですが、そのような中ご参加いただいた皆様、また講演の準備をしてくださった主催者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
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