先日、「特許事務所ランキング(AI・人工知能編、2020年)」という記事を作ったときに気づいたのですが、AI(人工知能)関連特許の登録件数が結構な勢いで伸びています。
グラフにすると下記の通りです。棒グラフが「AI関連分野」の登録件数/年で、折れ線グラフが「全分野」の登録件数/年です。対象は日本の特許です。
2020年の特許庁の報告書では、2014年から2018年にかけて、AI分野の出願件数が増えていることが報告されていました。出願から登録までにかかる時間の分だけタイムラグがありますが、登録件数と同じような傾向ですね。特許庁の報告書はこちらです。
・AI関連発明の出願状況調査(2020年7月公開(2021年8月更新))
https://www.jpo.go.jp/system/patent/gaiyo/sesaku/ai/ai_shutsugan_chosa.html
ちなみに、上に書いた特許事務所ランキングの記事はこちらです。
・特許事務所ランキング(AI・人工知能編、2020年)
https://chizainews.com/ai-patent-firm-2020
AIの技術やニュースが盛り上がると、「特許事務所、弁理士の仕事はAIに代替されて減るのか?」という話題が上がることがあります。
この点に関しては、今のところは、AI関連の出願件数、登録件数が増えていることから、仕事も増えているという考え方もできそうですね。
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