ジェネリック

ジェネリック

<知財高裁/アリムタ特許の審取訴訟> 本件特許発明の効果が読み取れないという原告の主張は進歩性欠如の根拠として採用されなかったが、実施可能要件/サポート要件違反の根拠として使えそうな事例

<判決紹介> ・平成30年(行ケ)第10116号 審決取消請求事件 ・令和元年11月28日判決言渡 ・知的財産高等裁判所第2部 森義之 眞鍋美穂子 熊谷大輔 ・原告:ニプロ株式会社 ・被告:イーライ リリー アンド カンパニー ...
ジェネリック

(炭酸ランタン4水和物特許の審決取消訴訟)審決と判決で技術常識又は周知技術の認定が異なった結果、動機づけありと判断された事例

<判決紹介>・平成29年(行ケ)第10171号 審決取消請求事件・平成30年9月19日判決言渡・知的財産高等裁判所第4部 大鷹一郎 山門優 筈井卓矢・原告:沢井製薬株式会社・被告:シャイア インターナショナル ライセンシング ベー.ブイ.・...
ジェネリック

ラロキシフェン用途特許(骨粗鬆症治療)の無効審決が維持された事例

<判決紹介>・平成27年(ケ)第10166号 審決取消請求事件・平成28年11月16日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 片岡早苗 古庄研・原告:イーライ・リリー・アンド・カンパニー・被告:沢井製薬株式会社・特許2749247■コメ...
ジェネリック

オキサリプラチン特許侵害訴訟4。クレームの緩衝剤は添加したものに限られると判断された事例。

<判決紹介>・平成27年(ワ)第28468号 特許権侵害差止請求事件・平成28年10月28日判決言渡・東京地方裁判所民事第40部 東海林保 勝又来未子 古谷健二郎・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:日医工株式会社・...
ジェネリック

オキサリプラチン特許侵害訴訟3。クレームの緩衝剤は添加したものに限られると判断された事例。

<判決紹介>・平成28年(ワ)第15355号 特許権侵害に基づく損害賠償請求事件・平成28年10月31日判決言渡・東京地方裁判所民事第29部 嶋末和秀、鈴木千帆、天野研司・原告:株式会社ヤクルト本社、デビオファーム・インターナショナル・エス...
ジェネリック

オキサリプラチン特許侵害訴訟。クレームの緩衝剤は添加したものに限られないし、先行文献の追試は正確に再現されていないから採用できないと判断された事例。

<判決紹介>・平成27年(ワ)第12416号 特許権侵害差止請求事件・平成28年3月3日判決言渡、東京地方裁判所民事第46部・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:日本化薬株式会社■コメント新薬 vs&#16...
ジェネリック

米国最高裁の判決(ジェネリック製薬会社に患者が製品欠損を理由に訴訟できないとする判決)

■医薬ニュースを紹介します。米国でジェネリック医薬に関する重要判例が続いています。今回は、患者がジェネリック医薬で重篤な副作用がでた場合、ジェネリック製薬を訴訟できないとする米国最高裁の判決が5対4で出ました。背景としてあるのは、FDAがジ...
ジェネリック

Pay-for-delayに関する米国最高裁の判決(ブランド薬メーカーを反トラスト法で当局が訴訟することを承認)

■医薬ニュースを紹介します。最近のトレンドとして、ジェネリック医薬販売会社がブランド医薬の特許無効を訴えた場合、ブランド医薬販売会社がブランド品の販売延長をするために、ジェネリック医薬販売会社に逆に補償金を払うというプラクティスがありました...
ジェネリック

アクトスの併用: 平成23年(行ケ)第10146号、同第10147号審決取消請求事件

<判決紹介>■平成24年4月11日判決言渡 知的財産高等裁判所■原告: 沢井製薬株式会社■被告: 武田薬品工業株式会社■請求項1: ピオグリタゾンまたはその薬理学的に許容しうる塩と,ビグアナイド剤とを組み合わせてなる,糖尿病または...