■「体外で培養した幹細胞で傷害された大腸上皮(潰瘍)を修復することに、東京医科歯科大大学院の渡辺守教授(消化器病態学)らの研究グループがマウス実験で成功した」そうです。
従来は長期間培養することができなかった…という背景があります。
このニュースをgoogleで検索すると、たくさんのサイトがヒットします。
一応IPDLでそれっぽいのを検索してみましたがみあたらず。
・プレスリリース
http://www.tmd.ac.jp/press-release/20120312/index.html
・一部抜粋
「正常な大腸上皮を体外で生きたまま長期間維持する技術(培養技術)はこれまで不十分であり、また、体外培養した上皮細胞を用いて傷ついた大腸を再生した例はありませんでした。
…たった1 個の大腸上皮幹細胞を体外で大量の細胞へと増やし、この培養細胞を用いた移植実験を行いました。その結果、増やした細胞が複数の大腸傷害部位で正常上皮を再生できること、そして移植細胞から生まれた大腸上皮は6ヶ月を超えても被移植マウスに生着し続けることをつきとめました。
…東京医科歯科大学・消化器病態学および消化管先端治療学講座では、すでに同様の技術を用いてヒトの大腸組織から上皮細胞を大量に増やす技術も確立しています。」
・Nature Medicine
http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/full/nm.2695.html
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