2024年7月~8月の間に公開された、医薬分野の特許の無効審判、異議申立、判定請求を調べました。件数は以下の通りでした。
○存続期間延長登録の無効審判:0
○異議申立:8
○判定請求:0
また、同期間に公開された審決等を調べました。件数は以下の通りでした。
○無効審判の審決:0
○存続期間延長登録の無効審判の審決:0
○異議の決定:1
○判定:0
各事件の概要を下に記載しています。
補足説明:対象は、医薬品、創薬技術、診断技術に関連するものを含み、シリンジ、医薬包装、医薬関連装置は含みません。一覧中、「関連医薬品」は簡易調査して記載したものであり、特許庁が特定しているものではありません。「審判請求人」は現時点で未公開の場合は、後日公開された後に更新予定です。
無効審判
No.1
【関連医薬品】
トラゼンタ錠5mg(リナグリプチン)
トラディアンス配合錠AP、BP(エンパグリフロジン/リナグリプチン)
*用途限定との対応は未検討
【審判番号(請求日)】
2024-800079(2024/06/25)
(前審:2024-800033(2024/03/19))
【審判請求人/被請求人】
沢井製薬 株式会社/
ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【特許番号(満了日)】
6995822(2027/05/03)
【発明の名称】
DPP IVインヒビターの使用
【請求項1】
式(I)のDPP IVインヒビターまたはその塩の一つを含む、
(式中、R1は(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチルを意味し、及びR2は3-(R)-アミノ-ピペリジン-1-イルを意味する)
顕性タイプ2糖尿病と診断された患者を治療するための医薬であって、微小血管の合併症のリスクが前記医薬の使用により低下することを特徴とし、前記DPP IVインヒビターの一日あたりの経口用量が5mgであり、かつ前記微小血管の合併症が糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、および糖尿病性ネフロパチーから選ばれる、前記医薬。
トラゼンタ錠5mg(リナグリプチン)
トラディアンス配合錠AP、BP(エンパグリフロジン/リナグリプチン)
*用途限定との対応は未検討
【審判番号(請求日)】
2024-800079(2024/06/25)
(前審:2024-800033(2024/03/19))
【審判請求人/被請求人】
沢井製薬 株式会社/
ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【特許番号(満了日)】
6995822(2027/05/03)
【発明の名称】
DPP IVインヒビターの使用
【請求項1】
式(I)のDPP IVインヒビターまたはその塩の一つを含む、
(式中、R1は(4-メチル-キナゾリン-2-イル)メチルを意味し、及びR2は3-(R)-アミノ-ピペリジン-1-イルを意味する)
顕性タイプ2糖尿病と診断された患者を治療するための医薬であって、微小血管の合併症のリスクが前記医薬の使用により低下することを特徴とし、前記DPP IVインヒビターの一日あたりの経口用量が5mgであり、かつ前記微小血管の合併症が糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、および糖尿病性ネフロパチーから選ばれる、前記医薬。
No.2
【関連医薬品】
オフェブカプセル100mg(ニンテダニブエタンスルホン酸塩)
*延長登録出願あり
【審判番号(請求日)】
2024-800090(2024/07/12)
【審判請求人/被請求人】
-/
ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【特許番号(満了日)】
5992937(2033/01/19)
【発明の名称】
インドリノン誘導体の即時放出のための医薬投薬形態
【請求項1】
活性物質3-Z-[1-(4-(N-((4-メチル-ピペラジン-1-イル)-メチルカルボニル)-N-メチル-アミノ)-アニリノ)-1-フェニル-メチレン]-6-メトキシカルボニル-2-インドリノン-モノエタンスルホン酸塩の医薬投薬形態であって、
活性物質の70%以上(Q65%)が、欧州薬局方6.2によるin vitro溶解条件(装置2(パドル)、0.1M HCl(pH 1)を含む溶解媒体及び37℃の温度で、50~150rpmの撹拌速度)下で、in vitroで60分以内に溶解する即時放出プロフィールを与え、且つ、
脂質担体、増粘剤及びレシチンを含む前記活性物質の粘稠な懸濁液を含む、前記活性物質の脂質懸濁液製剤を含む、前記医薬投薬形態。
オフェブカプセル100mg(ニンテダニブエタンスルホン酸塩)
*延長登録出願あり
【審判番号(請求日)】
2024-800090(2024/07/12)
【審判請求人/被請求人】
-/
ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【特許番号(満了日)】
5992937(2033/01/19)
【発明の名称】
インドリノン誘導体の即時放出のための医薬投薬形態
【請求項1】
活性物質3-Z-[1-(4-(N-((4-メチル-ピペラジン-1-イル)-メチルカルボニル)-N-メチル-アミノ)-アニリノ)-1-フェニル-メチレン]-6-メトキシカルボニル-2-インドリノン-モノエタンスルホン酸塩の医薬投薬形態であって、
活性物質の70%以上(Q65%)が、欧州薬局方6.2によるin vitro溶解条件(装置2(パドル)、0.1M HCl(pH 1)を含む溶解媒体及び37℃の温度で、50~150rpmの撹拌速度)下で、in vitroで60分以内に溶解する即時放出プロフィールを与え、且つ、
脂質担体、増粘剤及びレシチンを含む前記活性物質の粘稠な懸濁液を含む、前記活性物質の脂質懸濁液製剤を含む、前記医薬投薬形態。
異議申立
No.3
【関連医薬品】
パルモディアXR錠0.2mg、0.4mg(ペマフィブラート)
*成分比率の対応は未検討
【異議事件番号(申立日)】
2024-700593(2024/06/21)
【異議申立人/特許権者】
金枝 禎二/
興和株式会社
【特許番号(満了日)】
7402687(2038/06/29)
【発明の名称】
医薬組成物
【請求項1】
次の成分(A)及び(B):
(A)ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物;
(B)次の成分(B-1)、(B-3)、(B-5)及び(B-6)よりなる群から選ばれる1種以上;
(B-1)メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、カルメロース、カルメロースカリウム、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム及びクロスカルメロースナトリウムよりなる群から選ばれる1種以上のセルロースエーテル類:医薬組成物全質量に対して0.5~30質量%
(B-3)ポビドン及びクロスポビドンよりなる群から選ばれる1種以上のポビドン類:医薬組成物全質量に対して0.1~10質量%
(B-5)マクロゴール及びマンニトールよりなる群から選ばれる1種以上の多価アルコール:医薬組成物全質量に対して0.5~90質量%
(B-6)ラウリル硫酸ナトリウム:医薬組成物全質量に対して0.5~10質量%
を含有し、且つ固形製剤であり、
成分(B-1)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-1)の含有質量比率が3~200質量部であり、
成分(B-3)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-3)の含有質量比率が1~100質量部であり、
成分(B-5)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-5)の含有質量比率が15~1000質量部であり、
成分(B-6)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-6)の含有質量比率が5~50質量部である、医薬組成物。
パルモディアXR錠0.2mg、0.4mg(ペマフィブラート)
*成分比率の対応は未検討
【異議事件番号(申立日)】
2024-700593(2024/06/21)
【異議申立人/特許権者】
金枝 禎二/
興和株式会社
【特許番号(満了日)】
7402687(2038/06/29)
【発明の名称】
医薬組成物
【請求項1】
次の成分(A)及び(B):
(A)ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物;
(B)次の成分(B-1)、(B-3)、(B-5)及び(B-6)よりなる群から選ばれる1種以上;
(B-1)メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、カルメロース、カルメロースカリウム、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム及びクロスカルメロースナトリウムよりなる群から選ばれる1種以上のセルロースエーテル類:医薬組成物全質量に対して0.5~30質量%
(B-3)ポビドン及びクロスポビドンよりなる群から選ばれる1種以上のポビドン類:医薬組成物全質量に対して0.1~10質量%
(B-5)マクロゴール及びマンニトールよりなる群から選ばれる1種以上の多価アルコール:医薬組成物全質量に対して0.5~90質量%
(B-6)ラウリル硫酸ナトリウム:医薬組成物全質量に対して0.5~10質量%
を含有し、且つ固形製剤であり、
成分(B-1)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-1)の含有質量比率が3~200質量部であり、
成分(B-3)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-3)の含有質量比率が1~100質量部であり、
成分(B-5)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-5)の含有質量比率が15~1000質量部であり、
成分(B-6)を含む場合、ペマフィブラートフリー体換算1質量部に対する成分(B-6)の含有質量比率が5~50質量部である、医薬組成物。
No.4
【関連医薬品】
パルモディアXR錠0.2mg、0.4mg(ペマフィブラート)
*成分比率の対応は未検討
【異議事件番号(申立日)】
2024-700717(2024/07/29)
【異議申立人/特許権者】
-/
興和株式会社
【特許番号(満了日)】
7425603(2038/06/29)
【発明の名称】
医薬組成物
【請求項1】
ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物:医薬組成物全質量に対してペマフィブラートのフリー体に換算して0.017~4.2質量%と、セルロースエーテル類、デンプン類、ポビドン類、ケイ酸化合物、多価アルコール、アルキル硫酸エステル類、二糖類及びセルロースよりなる群から選ばれる1種又は2種以上とを含有し、且つ剤形が錠剤である、医薬組成物。但し、以下の(1)及び(2)を除く。
(1)ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物とコレステロール吸収抑制剤とを含有してなる脂質異常症の予防及び/又は治療用医薬組成物であって、ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物とコレステロール吸収抑制剤とを単一製剤化したもの。
(2)コレステロール吸収抑制剤を含有してなる脂質異常症の予防及び/又は治療用医薬組成物とともにキットとして使用するための脂質異常症の予防及び/又は治療用医薬組成物であって、ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物を含有してなる、組成物。
パルモディアXR錠0.2mg、0.4mg(ペマフィブラート)
*成分比率の対応は未検討
【異議事件番号(申立日)】
2024-700717(2024/07/29)
【異議申立人/特許権者】
-/
興和株式会社
【特許番号(満了日)】
7425603(2038/06/29)
【発明の名称】
医薬組成物
【請求項1】
ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物:医薬組成物全質量に対してペマフィブラートのフリー体に換算して0.017~4.2質量%と、セルロースエーテル類、デンプン類、ポビドン類、ケイ酸化合物、多価アルコール、アルキル硫酸エステル類、二糖類及びセルロースよりなる群から選ばれる1種又は2種以上とを含有し、且つ剤形が錠剤である、医薬組成物。但し、以下の(1)及び(2)を除く。
(1)ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物とコレステロール吸収抑制剤とを含有してなる脂質異常症の予防及び/又は治療用医薬組成物であって、ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物とコレステロール吸収抑制剤とを単一製剤化したもの。
(2)コレステロール吸収抑制剤を含有してなる脂質異常症の予防及び/又は治療用医薬組成物とともにキットとして使用するための脂質異常症の予防及び/又は治療用医薬組成物であって、ペマフィブラート若しくはその塩又はそれらの溶媒和物を含有してなる、組成物。
No.5
【関連医薬品】
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700684(2024/07/22)
【異議申立人/特許権者】
永井 望、永井 望/
アリナミン製薬株式会社
【特許番号(満了日)】
7425560(2039/08/09)
【発明の名称】
固形製剤の製造方法
【請求項1】
イブプロフェン及びデキストロメトルファン又はその塩を含有する錠剤の製造方法であって、
(i)イブプロフェン及び/又はデキストロメトルファン又はその塩を撹拌造粒する工程と、
(ii)ケイ酸化合物を配合する工程を具備することを特徴とする、錠剤の製造方法。
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700684(2024/07/22)
【異議申立人/特許権者】
永井 望、永井 望/
アリナミン製薬株式会社
【特許番号(満了日)】
7425560(2039/08/09)
【発明の名称】
固形製剤の製造方法
【請求項1】
イブプロフェン及びデキストロメトルファン又はその塩を含有する錠剤の製造方法であって、
(i)イブプロフェン及び/又はデキストロメトルファン又はその塩を撹拌造粒する工程と、
(ii)ケイ酸化合物を配合する工程を具備することを特徴とする、錠剤の製造方法。
No.6
【関連医薬品】
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700773(2024/08/15)
【異議申立人/特許権者】
-/
国立大学法人大阪大学、テルモ株式会社
【特許番号(満了日)】
7471069(2039/09/30)
【発明の名称】
移植片の活性を高める方法
【請求項1】
iPS細胞由来の心筋細胞を含有するシート状細胞培養物のサイトカイン産生能および増殖能からなる群から選択される活性を高める方法であって、
iPS細胞由来の心筋細胞を含有するシート状細胞培養物を培養基材上に提供するステップ、
培養基材からシート状細胞培養物を剥離するステップ、および、
培養基材から剥離後に、シート状細胞培養物を25℃~39℃で24時間~72時間インキュベートするステップを含む前記方法。
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700773(2024/08/15)
【異議申立人/特許権者】
-/
国立大学法人大阪大学、テルモ株式会社
【特許番号(満了日)】
7471069(2039/09/30)
【発明の名称】
移植片の活性を高める方法
【請求項1】
iPS細胞由来の心筋細胞を含有するシート状細胞培養物のサイトカイン産生能および増殖能からなる群から選択される活性を高める方法であって、
iPS細胞由来の心筋細胞を含有するシート状細胞培養物を培養基材上に提供するステップ、
培養基材からシート状細胞培養物を剥離するステップ、および、
培養基材から剥離後に、シート状細胞培養物を25℃~39℃で24時間~72時間インキュベートするステップを含む前記方法。
No.7
【関連医薬品】
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700716(2024/07/29)
【異議申立人/特許権者】
-/
富士フイルム株式会社
【特許番号(満了日)】
7425092(2041/01/14)
【発明の名称】
抗線維化剤、及び抗線維化作用を有する細胞外小胞の製造方法
【請求項1】
間葉系幹細胞に由来する細胞外小胞であって、ホスファチジルセリンが細胞外小胞の膜表面に露出しており、Timタンパク質が上記ホスファチジルセリンに対して特異的に結合することが可能な細胞外小胞を有効成分とする抗線維化剤。
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700716(2024/07/29)
【異議申立人/特許権者】
-/
富士フイルム株式会社
【特許番号(満了日)】
7425092(2041/01/14)
【発明の名称】
抗線維化剤、及び抗線維化作用を有する細胞外小胞の製造方法
【請求項1】
間葉系幹細胞に由来する細胞外小胞であって、ホスファチジルセリンが細胞外小胞の膜表面に露出しており、Timタンパク質が上記ホスファチジルセリンに対して特異的に結合することが可能な細胞外小胞を有効成分とする抗線維化剤。
No.8
【関連医薬品】
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700644(2024/07/10)
【異議申立人/特許権者】
-/
学校法人藤田学園、ホーユー株式会社
【特許番号(満了日)】
7420330(2039/06/13)
【発明の名称】
アレルギーの抗原およびそのエピトープ
【請求項1】
以下の(E1)、(E3)、(E8)、(E18)および(E39)のポリペプチドの少なくとも一つを含む、アレルギーの診断キット。
(E1)配列番号29、36-39、44-46、48、50-56、59-66、68-71、73-75、77-91、93-100、103、104、107-110、112-118、120-130、および2880のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(E3)配列番号191-195、199-202、205-212、214、217-221、223、225、226、228、230-232、234-237、239、241、242、244,246-248,251、254-257、260-265、267、268、270-272、274-279、および2881のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(E8)配列番号562,564、565、569-572、575、576、578、580-583、585、587-597、599-627、および629-639のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(E18)配列番号1209、1215、1218、1219、1223、1224、1226-1231、1234-1238、1241-1250、および1252-1256のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;あるいは、
(E39)配列番号2309、2311、2312、2314、2318、2321、2323、2325、2327、2332、2336、および2341のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700644(2024/07/10)
【異議申立人/特許権者】
-/
学校法人藤田学園、ホーユー株式会社
【特許番号(満了日)】
7420330(2039/06/13)
【発明の名称】
アレルギーの抗原およびそのエピトープ
【請求項1】
以下の(E1)、(E3)、(E8)、(E18)および(E39)のポリペプチドの少なくとも一つを含む、アレルギーの診断キット。
(E1)配列番号29、36-39、44-46、48、50-56、59-66、68-71、73-75、77-91、93-100、103、104、107-110、112-118、120-130、および2880のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(E3)配列番号191-195、199-202、205-212、214、217-221、223、225、226、228、230-232、234-237、239、241、242、244,246-248,251、254-257、260-265、267、268、270-272、274-279、および2881のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(E8)配列番号562,564、565、569-572、575、576、578、580-583、585、587-597、599-627、および629-639のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(E18)配列番号1209、1215、1218、1219、1223、1224、1226-1231、1234-1238、1241-1250、および1252-1256のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;あるいは、
(E39)配列番号2309、2311、2312、2314、2318、2321、2323、2325、2327、2332、2336、および2341のアミノ酸配列から選択される少なくとも1つのアミノ酸配列を含むポリペプチド;
No.9
【関連医薬品】
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700756(2024/08/09)
【異議申立人/特許権者】
-/
国立大学法人大阪大学
【特許番号(満了日)】
7430358(2038/06/08)
【発明の名称】
DNAが編集された真核細胞を製造する方法、および当該方法に用いられるキット
【請求項1】
(A)Cas3タンパク質、該タンパク質をコードするポリヌクレオチド、または該ポリヌクレオチドを含む発現ベクター、
(B)カスケードタンパク質、該タンパク質をコードするポリヌクレオチド、または該ポリヌクレオチドを含む発現ベクター、および
(C)プレcrRNA、該プレcrRNAをコードするポリヌクレオチド、または該ポリヌクレオチド含む発現ベクター
を含み、Cas3タンパク質および/またはカスケードタンパク質に核移行シグナルが付加されている、標的DNAを編集することができるCRISPR-Cas3システム。
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700756(2024/08/09)
【異議申立人/特許権者】
-/
国立大学法人大阪大学
【特許番号(満了日)】
7430358(2038/06/08)
【発明の名称】
DNAが編集された真核細胞を製造する方法、および当該方法に用いられるキット
【請求項1】
(A)Cas3タンパク質、該タンパク質をコードするポリヌクレオチド、または該ポリヌクレオチドを含む発現ベクター、
(B)カスケードタンパク質、該タンパク質をコードするポリヌクレオチド、または該ポリヌクレオチドを含む発現ベクター、および
(C)プレcrRNA、該プレcrRNAをコードするポリヌクレオチド、または該ポリヌクレオチド含む発現ベクター
を含み、Cas3タンパク質および/またはカスケードタンパク質に核移行シグナルが付加されている、標的DNAを編集することができるCRISPR-Cas3システム。
No.10
【関連医薬品】
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700771(2024/08/15)
【異議申立人/特許権者】
-/
タカラバイオ株式会社
【特許番号(満了日)】
7433217(2039/04/24)
【発明の名称】
RNAウイルスの処理方法
【請求項1】
下記工程を含む、非エンベロープ型RNAウイルスが有しているRNAに相補的なcD
NAの合成方法;
(a)非エンベロープ型RNAウイルスを含む可能性のある試料を用意する工程であって
、前記試料が、糞便を緩衝液、滅菌水、もしくは生理食塩水に懸濁して調製された、未処
理の上清である、工程、
(b)工程(a)の試料と、DNA依存性のDNA合成活性を有する耐熱性逆転写酵素を
含む逆転写反応液を調製する工程であって、前記耐熱性逆転写酵素がポルI型の耐熱性D
NAポリメラーゼである、工程、
(c)工程(b)で得られた反応液を75℃~99℃で加熱する工程、および
(d)工程(c)で得られた反応液をさらに50℃~70℃で反応させる工程。
-
【異議事件番号(申立日)】
2024-700771(2024/08/15)
【異議申立人/特許権者】
-/
タカラバイオ株式会社
【特許番号(満了日)】
7433217(2039/04/24)
【発明の名称】
RNAウイルスの処理方法
【請求項1】
下記工程を含む、非エンベロープ型RNAウイルスが有しているRNAに相補的なcD
NAの合成方法;
(a)非エンベロープ型RNAウイルスを含む可能性のある試料を用意する工程であって
、前記試料が、糞便を緩衝液、滅菌水、もしくは生理食塩水に懸濁して調製された、未処
理の上清である、工程、
(b)工程(a)の試料と、DNA依存性のDNA合成活性を有する耐熱性逆転写酵素を
含む逆転写反応液を調製する工程であって、前記耐熱性逆転写酵素がポルI型の耐熱性D
NAポリメラーゼである、工程、
(c)工程(b)で得られた反応液を75℃~99℃で加熱する工程、および
(d)工程(c)で得られた反応液をさらに50℃~70℃で反応させる工程。
異議の決定
No.11
【関連医薬品】
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【異議事件番号(申立日)】
2024-700492(2024/05/24)
【異議申立人/特許権者】
清水 誠、赤松 智信/
パラダイム バイオファーマシューティカルズ リミテッド
【特許番号(満了日)】
7391858(2039/02/27)
【結論】
維持
【発明の名称】
ポリ硫酸化多糖類を用いた術後関節痛の処置
【請求項1】
哺乳動物における無菌性持続性術後関節痛の処置のための方法で用いるための医薬組成物であって、ペントサンポリ硫酸またはその許容される塩を含み、
前記方法は、ペントサンポリ硫酸またはその許容される塩を含む前記医薬組成物を前記哺乳動物に投与するステップを含み、前記無菌性持続性術後関節痛が、関節形成術の結果生じる関節内疼痛である、医薬組成物。
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【異議事件番号(申立日)】
2024-700492(2024/05/24)
【異議申立人/特許権者】
清水 誠、赤松 智信/
パラダイム バイオファーマシューティカルズ リミテッド
【特許番号(満了日)】
7391858(2039/02/27)
【結論】
維持
【発明の名称】
ポリ硫酸化多糖類を用いた術後関節痛の処置
【請求項1】
哺乳動物における無菌性持続性術後関節痛の処置のための方法で用いるための医薬組成物であって、ペントサンポリ硫酸またはその許容される塩を含み、
前記方法は、ペントサンポリ硫酸またはその許容される塩を含む前記医薬組成物を前記哺乳動物に投与するステップを含み、前記無菌性持続性術後関節痛が、関節形成術の結果生じる関節内疼痛である、医薬組成物。
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