(7月4日) 「第3回 バイオ医薬EXPO」でバイオ医薬特許の講演をします。

7月4日(木)に、「第3回 バイオ医薬EXPO」で講演させていただくことになりました。
バイオ医薬EXPOのサイトはこちらです。

講演タイトルなどは下記の通りです。
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■タイトル
バイオ医薬品の特許出願動向と最新の特許訴訟・無効審判・異議申立事例
■講演者
SK特許業務法人 徳重大輔
■講演内容
最近話題のバイオ医薬品をいくつか取り上げ、製品毎にどのような特許出願がされているかを解説する。さらに、ここ1~2年のバイオ医薬品の特許訴訟、無効審判、異議申立の事例を解説する。取り上げるバイオ医薬品としては、抗体医薬(抗PD-1抗体、抗HER2抗体、抗PCSK9抗体など)が半分以上で、残りは核酸医薬、iPS細胞などを予定している。
■日時・会場
・日時:2019年7月4日(木) 11:30-12:30
・会場:東京ビッグサイト
■サイト
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■講演項目
1. 基本事項のおさらい
1.1 特許出願の基本
1.2 バイオ医薬特許のクレームの例
1.3 抗体医薬特許に特有のクレーム限定の例
1.4 核酸医薬特許のクレームの例
2. 抗体医薬特許の分析とLCM
2.1 2017年5月以降のバイオ後続品
2.2 アバスチン(抗VEGF抗体)特許の分析とLCM
2.3 オプジーボ(抗PD-1抗体)特許の分析とLCM
2.4 レパーサ(抗PCSK9抗体)特許の分析とLCM
3. iPS細胞、RNAi特許の動向
3.1 セルラーダイナミクス社のiPS細胞特許へ異議申立
3.2 多能性幹細胞の特許権者ランキング
3.3 オンパットロ(TTR標的siRNA)の特許
3.4 RNAi/アンチセンス法の特許権者ランキング
4. バイオ医薬品特許の無効審判・異議申立の事例
4.1 異議申立・無効審判の流れ
4.2 2017年5月以降の異議申立・無効審判のリスト
4.3 エクソンスキッピングを誘導するアンチセンス核酸医薬特許への異議申立
5. バイオ医薬品の特許訴訟事例
5.1 ハーセプチンのバイオシミラー承認と特許訴訟
5.2 ハーセプチン用法用量特許の審決取消訴訟
5.3 ハーセプチン用法特許の審決取消訴訟
5.4 レパーサ競合特許の侵害訴訟
5.5 ヘムライブラに対する特許侵害訴訟
5.6 治療方法の特許適格性に関するCAFC判決
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2年前にも、第1回バイオ医薬EXPOで講演しました。
・第1回 バイオ医薬EXPOのセミナー資料完成!
https://biopatent.jp/336/
今回は情報を更新して、直近2年の出来事に焦点をあてて資料を作りました。資料は5月に事務局へ納品しました。
講演項目の項目1は、基本事項で、ネットで調べればわかることや、たたの事実の列挙、紹介だったりするので、あまり時間をかけないようにしようと思っています。
項目2では、LCM(ライフサイクルマネジメント)の図を作ったので、それに基づいて解説します。
項目3では、iPS細胞とRNAi特許の解説を簡単にします。特許登録数に基づく特許権者ランキングを作ってみましたが、この分野はそんなに件数多くないですね。
項目4では、直近2年のバイオ医薬の異議申立・無効審判のリストを作ったのでその紹介と、そのうち1つについて詳しく解説します。
項目5では、直近2年のバイオ医薬品の特許訴訟を解説します。ハーセプチン、レパーサ/プラルエント、ヘムライブラの判決はいろいろ考えさせられる判決でした。
項目4、5については、単に事例を紹介するだけではなく、どんな無効理由がありえるかとか、今後の実務に活かせることについてもコメントします。
講演時間の割に資料が盛りだくさんですが、重要なところだけを解説します。
解説しきれない部分は、資料として持ち帰って読んでもらうことを念頭に置いています。
この方がいろんな情報が得られて、受講者にとって有益なんじゃないかなと思っています。
バイオ医薬EXPOは、インターフェックスジャパン(http://www.interphex.jp/)や再生医療 産業化 展(https://www.regenmed-t.jp/)などの展示会と同日に開催されます。会場は東京ビッグサイトです。展示会への参加は無料です。セミナーは有料と無料があるようです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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