武田薬品の社長兼COOに、元GSKのクリストフ・ウェバー氏が就任したそうです。 同社初の外国人社長です。
このタイミングに合わせるように、1つ前の週刊ダイヤモンド(2014/6/28号)には「病める製薬 王者タケダの暗雲」という過激なタイトルの特集記事がありました。 中身を見てみると「創業家・OBから上がった反乱の狼煙」、「経営陣も上司も外国人だらけ」、「ひた隠しされた首切りの全貌」など、面白そうな見出しが並んでいます。
概要が下記サイトから見られます。
http://diamond.jp/articles/-/54931
・4製品で売り上げの6割以上を稼いでいた武田の業績は急落。08年度には4製品合計で1兆円以上あった売上高が、特許が切れた13年度には4300億円まで半減した。
・6月にGSK出身のクリストフ・ウェバー氏が社長兼COOに就任する。前社長の長谷川氏は会長兼CEOに就任。
・取締役、コーポレートオフィサーを合わせた16人中、生え抜きの日本人は5人のみだ。全ての取締役が日本人だった09年度から激変した。
・アステラスと第一三共の統合が次の有力再編候補。バイオ分野に強く、注目されているのは協和発酵キリン。大手は抗体分野に出遅れているため、一気にキャッチアップするには買収先として格好の企業だ。
以前から言われていることですが、特許切れ、新薬生まれずで、新薬メーカーは大変な時期にあるようです。
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