アイデア詰め込み型明細書と、あっさり型明細書


特許出願の明細書には、実施形態のアイデアがたくさん詰め込まれた明細書(アイデア詰め込み型明細書)と、そうでもない明細書(あっさり型明細書)があります。
実施形態をたくさん書くメリットはいくつかありますが、その1つは、記載要件の拒絶に対応しやすくすることあります。 ただ書きすぎると、明細書作成費用や翻訳費用が増えたり、改良出願の足を引っ張ったりすることがあるので、そこは上手く調整する必要があります。
アイデア詰め込み型の別形態として、ストーリー作り込み型の明細書があります。 いつもではないですが、明細書のストーリーが重要になってくる場合があります。 説得力のあるストーリー作りには、特許実務の知識以外に、技術的な知識、論理的な思考力、国語力が必要です。 実施形態と違って、作成者の個性が出るところだと思います。
細かいことですが、検討することっていろいろあります。

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