均等 最高裁 マキサカルシトール製法特許の「均等侵害」認め、中外製薬が勝訴 <判決紹介>マキサカルシトール製法特許の均等侵害の最高裁判決がでました。 DKSHジャパンらの上告は棄却されました。 最高裁では均等の第5要件(特段の事情)のみ判断されました。中外製薬のニュースリリースはこちらです。・オ... 2017.03.25 均等
食品特許 カゴメ 対 伊藤園のトマトジュース特許訴訟 カゴメ 対 伊藤園の訴訟を朝日新聞が報道し、ネットで話題になっています。▼Yahooニュースカゴメ、伊藤園を提訴 トマトジュース製法特許めぐり記事を読むに、経緯は下記のようです。①伊藤園のトマトジュースに関する特許が2013年に登録された。... 2017.03.03 食品特許
延長登録 「延長された特許権の効力」の知財高裁大合議判決 <判決紹介>・平成28年(ネ)第10046号 特許権侵害差止請求控訴事件・平成29年1月20日判決言渡・知的財産高等裁判所特別部 設樂隆一 清水節 髙部眞規子 鶴岡稔彦 寺田利彦・控訴人:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被控... 2017.01.31 延長登録
新規性 本願と先行文献の患者が重複しているから新規性なしとの判断が否定された事例 <判決紹介>・平成27年(ケ)第10241号 審決取消請求事件・平成28年11月28日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 中村恭 森岡礼子・原告:旭化成ファーマ株式会社・被告:特許庁長官・特願2011-530844■コメント特願20... 2016.12.07 新規性
ジェネリック ラロキシフェン用途特許(骨粗鬆症治療)の無効審決が維持された事例 <判決紹介>・平成27年(ケ)第10166号 審決取消請求事件・平成28年11月16日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 片岡早苗 古庄研・原告:イーライ・リリー・アンド・カンパニー・被告:沢井製薬株式会社・特許2749247■コメ... 2016.12.07 ジェネリック
ジェネリック オキサリプラチン特許侵害訴訟4。クレームの緩衝剤は添加したものに限られると判断された事例。 <判決紹介>・平成27年(ワ)第28468号 特許権侵害差止請求事件・平成28年10月28日判決言渡・東京地方裁判所民事第40部 東海林保 勝又来未子 古谷健二郎・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:日医工株式会社・... 2016.11.16 ジェネリック
ジェネリック オキサリプラチン特許侵害訴訟3。クレームの緩衝剤は添加したものに限られると判断された事例。 <判決紹介>・平成28年(ワ)第15355号 特許権侵害に基づく損害賠償請求事件・平成28年10月31日判決言渡・東京地方裁判所民事第29部 嶋末和秀、鈴木千帆、天野研司・原告:株式会社ヤクルト本社、デビオファーム・インターナショナル・エス... 2016.11.07 ジェネリック
数値限定 数値限定が課題を解決できると認識できない範囲を含んでいるためサポート要件を満たさないと判断された事例 <判決紹介>・平成26年(行ケ)第10155号 審決取消請求事件・平成28年10月19日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 片岡早苗 古庄研・原告:キッコーマン株式会社・被告:花王株式会社・特許4340581■コメント:... 2016.10.22 数値限定
製法特許 マキサカルシトール製法特許は進歩性有りと判断された事例 <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10251号 審決取消請求事件・平成28年10月12日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 中村恭 森岡礼子・原告:セルビオス-ファーマ エス アー・被告:ザ・トラスティーズ・オブ・コロン... 2016.10.22 製法特許
数値限定 アスタキサンチン特許侵害訴訟:pHの数値限定の進歩性が認められなかった事例 <判決紹介>・平成27年(ワ)第23129号 特許権侵害差止等請求事件・平成28年8月30日判決言渡・東京地方裁判所民事第46部 長谷川浩二 藤原典子 中嶋邦人・原告:富士フイルム株式会社・被告:株式会社ディーエイチシー・特許5... 2016.09.18 数値限定
訂正 訂正審判で誤訳の訂正を試みたが、特許請求の範囲の実質的変更に該当するとして認められなかった事例 <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10216号 審決取消請求事件・平成28年8月29日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節、片岡早苗、古庄研・原告:アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング・... 2016.09.03 訂正
プロダクトバイプロセス 「ハイブリドーマXから生産される抗体」はPBPクレームの明確性を満たすと判断された事例 <審決紹介>・不服2014-017732・特許5924752・請求日:2014年9月5日・審決日:2016年3月2日・審判官:田村明照、中島庸子、▲高▼美葉子・請求人:国立大学法人広島大学■コメント:昨年審査の運用が変更されてか... 2016.08.07 プロダクトバイプロセス
論文・セミナー 「知財管理」6月号にiPS細胞の製法特許の論文が掲載されました。 「知財管理」2016年6月号に、iPS細胞の製法特許の論文が掲載されました! 昨年の抗体特許の論文に続き2本目です。 6月号の目次はこちらです↓。650~658頁に載りました。 ! 論文タイトルと抄録は下記の通りです。 ... 2016.06.15 論文・セミナー
バイオメモ STAP細胞の特許出願の今 少し前に、STAP細胞の特許出願の各国での維持年金が支払われていることや、日本で審査請求がされたことなどがニュースになっていました。 日本では2016/4/22に審査請求がされています。請求項1は下記です(74あります)。「【請... 2016.06.11 バイオメモ
延長登録 先発品が含有していない添加物である濃グリセリンを含有する後発品に対して、延長された製剤特許権の効力は及ばないと判断された事例 <判決紹介>・平成27年(ワ)第12414号 特許権侵害差止請求事件・平成28年3月30日判決言渡・東京地方裁判所民事第29部 嶋末和秀、鈴木千帆、笹本哲朗・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:東和薬品株式会社・特許... 2016.04.20 延長登録
顕著な効果 モメタゾン水性懸濁液特許の維持審決、顕著な効果の判断に誤りがあるとして取消し <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10054号 審決取消請求事件・平成28年3月30日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節、片岡早苗、新谷貴昭・原告:東和薬品株式会社・被告:メルク・シャープ・アンド・ドーム・コーポレーション・特許34... 2016.04.11 顕著な効果
用法/用量特許 タダラフィル用量特許の維持審決、進歩性判断に誤りがあるとして取消し <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10113号 審決取消請求事件・平成28年3月24日判決言渡・知的財産高等裁判所第3部 鶴岡稔彦、大西勝滋、神谷厚毅・原告:東和薬品株式会社・被告:イコス・コーポレイション... 2016.04.02 用法/用量特許
特許メモ siRNA、miRNA関連特許の登録件数増加中 siRNA、miRNA関連特許の登録件数の推移をざっと調べてみました。siRNA、miRNA関連の日本と米国特許の登録件数(該当年に登録された件数)の推移です。「登録:2000~2015年」×「タイトル・クレーム・要約」×「キーワード」で検... 2016.03.31 特許メモ
特許メモ 核酸医薬特許に関する審査ハンドブックまとめ 【Q】特許庁のウェブサイトに特許・実用新案審査ハンドブックというものがありました。 結構な量ですが、核酸医薬の特許について解説している箇所はありますか?【A】あります。 審査ハンドブックは、審査業務の手続的事項や留意事項がまとめら... 2016.03.31 特許メモ
均等 マキサカルシトール製法特許侵害訴訟、知財高裁大合議も均等と判断 <判決紹介>・平成27年(ネ)第10014号 特許権侵害行為差止請求控訴事件・平成28年3月25日判決言渡、知的財産高等裁判所特別部・控訴人(被告):DKSHジャパン株式会社,株式会社ポーラファルマ,岩城製薬株式会社,高田製薬株式会社・被控... 2016.03.26 均等