ジェネリック オキサリプラチン特許侵害訴訟4。クレームの緩衝剤は添加したものに限られると判断された事例。 <判決紹介>・平成27年(ワ)第28468号 特許権侵害差止請求事件・平成28年10月28日判決言渡・東京地方裁判所民事第40部 東海林保 勝又来未子 古谷健二郎・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:日医工株式会社・... 2016.11.16 ジェネリック
ジェネリック オキサリプラチン特許侵害訴訟3。クレームの緩衝剤は添加したものに限られると判断された事例。 <判決紹介>・平成28年(ワ)第15355号 特許権侵害に基づく損害賠償請求事件・平成28年10月31日判決言渡・東京地方裁判所民事第29部 嶋末和秀、鈴木千帆、天野研司・原告:株式会社ヤクルト本社、デビオファーム・インターナショナル・エス... 2016.11.07 ジェネリック
数値限定 数値限定が課題を解決できると認識できない範囲を含んでいるためサポート要件を満たさないと判断された事例 <判決紹介>・平成26年(行ケ)第10155号 審決取消請求事件・平成28年10月19日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 片岡早苗 古庄研・原告:キッコーマン株式会社・被告:花王株式会社・特許4340581■コメント:... 2016.10.22 数値限定
製法特許 マキサカルシトール製法特許は進歩性有りと判断された事例 <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10251号 審決取消請求事件・平成28年10月12日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節 中村恭 森岡礼子・原告:セルビオス-ファーマ エス アー・被告:ザ・トラスティーズ・オブ・コロン... 2016.10.22 製法特許
数値限定 アスタキサンチン特許侵害訴訟:pHの数値限定の進歩性が認められなかった事例 <判決紹介>・平成27年(ワ)第23129号 特許権侵害差止等請求事件・平成28年8月30日判決言渡・東京地方裁判所民事第46部 長谷川浩二 藤原典子 中嶋邦人・原告:富士フイルム株式会社・被告:株式会社ディーエイチシー・特許5... 2016.09.18 数値限定
訂正 訂正審判で誤訳の訂正を試みたが、特許請求の範囲の実質的変更に該当するとして認められなかった事例 <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10216号 審決取消請求事件・平成28年8月29日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節、片岡早苗、古庄研・原告:アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング・... 2016.09.03 訂正
プロダクトバイプロセス 「ハイブリドーマXから生産される抗体」はPBPクレームの明確性を満たすと判断された事例 <審決紹介>・不服2014-017732・特許5924752・請求日:2014年9月5日・審決日:2016年3月2日・審判官:田村明照、中島庸子、▲高▼美葉子・請求人:国立大学法人広島大学■コメント:昨年審査の運用が変更されてか... 2016.08.07 プロダクトバイプロセス
論文・セミナー 「知財管理」6月号にiPS細胞の製法特許の論文が掲載されました。 「知財管理」2016年6月号に、iPS細胞の製法特許の論文が掲載されました! 昨年の抗体特許の論文に続き2本目です。 6月号の目次はこちらです↓。650~658頁に載りました。 ! 論文タイトルと抄録は下記の通りです。 ... 2016.06.15 論文・セミナー
バイオメモ STAP細胞の特許出願の今 少し前に、STAP細胞の特許出願の各国での維持年金が支払われていることや、日本で審査請求がされたことなどがニュースになっていました。 日本では2016/4/22に審査請求がされています。請求項1は下記です(74あります)。「【請... 2016.06.11 バイオメモ
延長登録 先発品が含有していない添加物である濃グリセリンを含有する後発品に対して、延長された製剤特許権の効力は及ばないと判断された事例 <判決紹介>・平成27年(ワ)第12414号 特許権侵害差止請求事件・平成28年3月30日判決言渡・東京地方裁判所民事第29部 嶋末和秀、鈴木千帆、笹本哲朗・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:東和薬品株式会社・特許... 2016.04.20 延長登録
顕著な効果 モメタゾン水性懸濁液特許の維持審決、顕著な効果の判断に誤りがあるとして取消し <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10054号 審決取消請求事件・平成28年3月30日判決言渡・知的財産高等裁判所第2部 清水節、片岡早苗、新谷貴昭・原告:東和薬品株式会社・被告:メルク・シャープ・アンド・ドーム・コーポレーション・特許34... 2016.04.11 顕著な効果
用法/用量特許 タダラフィル用量特許の維持審決、進歩性判断に誤りがあるとして取消し <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10113号 審決取消請求事件・平成28年3月24日判決言渡・知的財産高等裁判所第3部 鶴岡稔彦、大西勝滋、神谷厚毅・原告:東和薬品株式会社・被告:イコス・コーポレイション... 2016.04.02 用法/用量特許
特許メモ siRNA、miRNA関連特許の登録件数増加中 siRNA、miRNA関連特許の登録件数の推移をざっと調べてみました。siRNA、miRNA関連の日本と米国特許の登録件数(該当年に登録された件数)の推移です。「登録:2000~2015年」×「タイトル・クレーム・要約」×「キーワード」で検... 2016.03.31 特許メモ
特許メモ 核酸医薬特許に関する審査ハンドブックまとめ 【Q】特許庁のウェブサイトに特許・実用新案審査ハンドブックというものがありました。 結構な量ですが、核酸医薬の特許について解説している箇所はありますか?【A】あります。 審査ハンドブックは、審査業務の手続的事項や留意事項がまとめら... 2016.03.31 特許メモ
均等 マキサカルシトール製法特許侵害訴訟、知財高裁大合議も均等と判断 <判決紹介>・平成27年(ネ)第10014号 特許権侵害行為差止請求控訴事件・平成28年3月25日判決言渡、知的財産高等裁判所特別部・控訴人(被告):DKSHジャパン株式会社,株式会社ポーラファルマ,岩城製薬株式会社,高田製薬株式会社・被控... 2016.03.26 均等
ジェネリック オキサリプラチン特許侵害訴訟。クレームの緩衝剤は添加したものに限られないし、先行文献の追試は正確に再現されていないから採用できないと判断された事例。 <判決紹介>・平成27年(ワ)第12416号 特許権侵害差止請求事件・平成28年3月3日判決言渡、東京地方裁判所民事第46部・原告:デビオファーム・インターナショナル・エス・アー・被告:日本化薬株式会社■コメント新薬 vs... 2016.03.10 ジェネリック
バイオメモ iPS細胞の開発から10年 京都大学 山中伸弥教授のグループによりiPS細胞(人工多能性幹細胞)の開発が発表されてからもうすぐ10年が経つそうです。下記は10年前の2006年に公開された論文です。 マウス由来のiPS細胞を作製したことが記載されています。・Induct... 2016.03.07 バイオメモ
論文・セミナー (2月22日) 医薬品の特許調査セミナーを開催します。 医薬品の特許調査セミナーの講師を務めさせていただくことになりました。一昨年に後発品メーカー視点の調査セミナーを開催しましたが、今回は新薬メーカー視点の内容になっています。 セミナーは2部制で、1部が調査全般、2部が配列検索に関する... 2016.02.15 論文・セミナー
食品特許 食品の用途特許が認められる日は近い! 下記の配布資料によると、4月中を目処に、食品の用途特許が認められるようになりそうです。トクホや機能性表示食品の普及により、食品にも用途特許が認められる理由ができてきたということだと思います。これで食品業界からの特許出願が増加すると思われます... 2016.01.15 食品特許
明確性 「Aであって、B」と「Bであって、且つA」が同じかどうかが判断された事例 <判決紹介>・平成27年(行ケ)第10119号 審決取消請求事件・平成27年12月8日判決言渡、知的財産高等裁判所第2部・原告: 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社・被告: 株式会社JKスクラロースジャパン■コメント原告の特許3938968に対... 2015.12.25 明確性